「ブラック・ライヴズ・マター」ってなに?
黒人の命をもっと大切に?
ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに「ブラック・ライヴズ・マター」という言葉をよく聞くようになりましたよね。
歴史的背景や知識がないと、どういうニュアンスで訳すことが正しいのかとても難しい言葉なんだと思います。
「全てのは命は大切だ」「黒人の命をもっと大切に」そんなニュアンスで使われているようにも聞こえます。
以下にこの言葉を考える上での参考情報を記載しました。
深いテーマなだけに、映画からドラマで学ぶこともいいのではないかと思い、参考になりそうなタイトルを探してみました。
『ブラック・ライヴズ・マター(英: Black Lives Matter、通称「BLM」)は、アフリカ系アメリカ人のコミュニティに端を発した、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動である。』
引用:Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブラック・ライヴズ・マター
『こうした抗議活動の発端となったのは5月25日にミシガン州のミネアポリス警察の警察官が暴行により46歳の黒人男性ジョージ・フロイドさんを殺害した事件である。
警官に首を後ろから押さえつけられたフロイドさんが「息ができないんです…」「ママ、ママ…」とうめき声を上げながら死亡していく映像がSNSに流れ、多くの人がショックを受けた。8分46秒に渡りフロイドさんに暴行を加え窒息死させた警官の行動は、まさにアメリカの黒人が数百年間に渡り直面してきたリンチ、黒人差別そのものであり、人を人とも思わない白人警察の暴力性まざまざと見せつけた。』
引用:Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyayukiko/20200614-00183211/
★参考映画 4選
『ボクらを見る目』(2019)
1989年にニューヨークのセントラルパークで起こったジョガー・レイプ事件に基づくNetflixオリジナルのドラマシリーズ。のちに「セントラル・ファイブ」と呼ばれる、ハーレムに住む黒人/ヒスパニック系の少年5人は、たまたまその夜、公園に居合わせたという理由だけで不当に逮捕され、冤罪事件へと発展していく。
『ブラック・クランズマン』(2018)
1970年代、コロラド州で黒人刑事が白人刑事と組み、白人至上主義団体KKKに潜入捜査した実話が元になっている。監督スパイク・リー。
『グローリー 明日への行進』(2014)
1964年に公民権法が制定された後も実質的には差別は無くならず、選挙権を否認されていた。黒人公民権運動指導者で牧師のマーティン・ルーサー・キングJrによって先導された、アラバマ州からモンゴメリーへの行進を描く。